こんにちは。あちぴーです。今回は住林の構造現場見学の続きです。
前回の記事はこちら。
比較の段階に入る② ~住友林業の構造は素晴らしいが投資の価値があるのか~ - ずぼらな夫婦の家づくり~ウィザースホーム~
現場監督さんに説明されたこと・質問したことのうち、まだ書けてないことをお話します。①~⑤になります。
①釘の一本一本に色がついていて、どこに使うかを決めている。色が違うのは、使用場所を間違っているのが一目でわかるから管理上いいことだとか。
②監督さん用の図面にチェックリストがこれでもかという程あり、すべてにチェックをしている。
③ビックコラム、2×4工法、軸組の模型が現地に置いてあり、どの構法が強いかモデルで説明を受ける。(モデル上では、ビックコラムと2×4は差がなかったです。)
<質問したこと>
④外壁について、光触媒の効果はいかほどか。
⑤外壁について、営業さんには30年メンテフリーと説明されましたが、シーリングの補修は必要なのではないか。
⑥ぶっちゃけ、BF構法と2×4工法は強度的には変わらないんでしょ?
現場管理について
これは①、②が該当します。話を聞いたときはしっかりと管理している印象がありました。けど、これはどこのハウスメーカーもやっていることらしいですね。現場管理の手法は業界標準ということです。まあ図面通りに期日を守ってそれなりの品質で建ててくれるのであればいいですけどね。
あと、一人の現場監督が何現場掛け持ちで見ているのか、各施工業者さんの人柄がどんな感じか等確認したかったですが、確認できませんでした。誰か確認した方がいましたら教えてください。
③構法のモデルについて
小さいモデルで説明受けました。これは⑥と同様なので割愛します。
④光触媒について
積水ハウスの夢工場に行った時に光触媒の実演を見て、我が家でも取り入れようか考えていました。光触媒は外壁に塗るもので、導入すると太陽光の力で汚れを分解させていくというものです。更に浮いた汚れを雨水で外壁の汚れを落としてくれて、きれいな状態を継続できるというもの。
現場監督は導入事例とアフターメンテの経験上、必要ないものだと言っていました。言われて確かにと思ったのですが、雨が均一に当たらないと均一にきれいにならないんですよね。積水の体験の時は、ペットボトルの水を上からじゃーって感じでかけていましたが、雨ってそういうふうには当たらない。それに、導入してないお宅は全体的に少しづつ汚くなっていくので、まったく違和感のないとのこと。無駄な金かけるのはやめよう。
外壁のメンテナンスについて
これは私の仕事上の経験で言えることですが、シーリングは10年に一度は打ち替えた方がいいし(外壁からの漏水につながる)、外壁がサイディングであれば10年に一度塗装し直した方がいいです。シーリングは10年を境に硬化して防水性能が落ち始めますし、塗装はチョーキングと言って塗装が剥がれ始めます。剥がれると材料を保護してくれなくなるので、長持ちされるには手入れは必須です。
そこを問い詰めたら、あまり触れられたくないように話をそらされました。いつだって営業トークに困らせられるのは現場なんですね。
帰りの車にて
現場監督の話を聞いて、光触媒については導入しなくてもいいかと思いました。しかしそれを察知したのか、営業さんが光触媒のメリットを話し出しました。この営業さん、こういう嗅覚は優れているなと思いました。
まあやらないけどね。