ずぼらな夫婦の家づくり~ウィザースホーム~

ウィザースホームでの家づくりについて紹介していきます。 家庭内や飼い猫のこと、その他ハマっていること等のお話も登場します♪

比較の段階に入る② ~住友林業の構造は素晴らしいが投資の価値があるのか~

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こんにちは。あちぴーです。今回は住林の構造現場を見学した時の話です。

まず、住林の構法のおさらいです。
住林はBF構法を売り出しています。BF構法とは、ビックコラムという頑丈な柱と梁を剛接合(すごく強く固定する)して、木造住宅であるのに大空間を形成できるというメリットがある構法です。
このように柱、梁で空間を形成するものをラーメン構造といったりもします。普通は鉄筋コンクリート造などで使用されます。でかいマンションを建てるときに使うあれです。
※木造住宅は在来軸組工法と2×4工法があり、どちらも壁量が一定以上ないと確認申請が通りません。この壁量を満たすためには、ある程度部屋の広さや間取りに制限が出来てしまうのです。間取りを決めている段階の人がぶち当たる壁です。この不自由を住林は克服してBF構法を主商品にしているのでしょうね。
※実際、私たちの建てようとしている30坪程度の家だとあまりメリットにならないと気が付くのはもう少し後の話。

さて、現場に行くにあたって絶対に確認したいことがありました。それは、現場監督がどのような管理をしているのかということ。前に軸組工法と2×4工法どちらがいいかって記事を書いたときにも話したと思いますが、ヒューマンエラーをどうなくしているかを確認することが重要だと考えています。下記参照ください。

住宅館LABOに行ったら色々考えさせられた① ~軸組み工法と2×4工法はどちらがいいか~ - ずぼらな夫婦の家づくり~ウィザースホーム~


現場に行くと、そこの現場監督さん、営業担当者が来てくれていました。主に現場監督から説明を受けます。覚えている限りではこんなようなことを言っていました。

<説明されたこと>
・釘の一本一本に色がついていて、どこに使うかを決めている。色が違うのは、使用場所を間違っているのが一目でわかるから管理上いいことだとか。
・監督さん用の図面にチェックリストがこれでもかという程あり、すべてにチェックをしている。
・ビックコラム、2×4工法、軸組の模型が現地に置いてあり、どの構法が強いかモデルで説明を受ける。(モデル上では、ビックコラムと2×4は差がなかったです。)

<質問したこと>
✔外壁について、光触媒の効果はいかほどか。
✔外壁について、営業さんには30年メンテフリーと説明されましたが、シーリングの補修は必要なのではないか。
✔ぶっちゃけ、BF構法と2×4工法は強度的には変わらないんでしょ?

 

他の項目についてはまた別でお伝えしますが、この中で一番聞けて良かったのは、BF構法と2×4工法の強度的な差があるのかということ。現場監督さん的には変わらないと思っているそうです。
実際住林では2×4も建てているそうで、どちらも良いものであると言っていました。ただ、やはり間取りの面で制限があるため、注文住宅の場合はBF構法で建てているそうです。住林でアパートを建てると、2×4で建てるとのこと。

では、間取りで納得がいくならば、わざわざ高い買い物であるBF構法にしなくてもいいんだな。元々強度的に優れていそうだからBF構法に揺れていましたが、変わらないのであれば他のHMでも問題ないな。
そうは言うものの、大開口の窓や間仕切り壁の少ない実物のお家を見ると、心が揺れてしまうのも事実でして。

この構造現場見学があったからこそ、最後まで住林にしたいっていう葛藤がありました。けど、この見学で現場監督と話したからこそ、ウィザースホームでもいいかとも思ったんですよね。

この段階では、まだ決心がつかないのでした。

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