ずぼらな夫婦の家づくり~ウィザースホーム~

ウィザースホームでの家づくりについて紹介していきます。 家庭内や飼い猫のこと、その他ハマっていること等のお話も登場します♪

資金計画(費用)⑫住友林業の保証制度は説明不足では!?

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こんにちは♪あーたそです。
今回は少し資金計画から外れてしまうかもしれないですが、各社揃える「保証期間・費用」についてです。家を建てるにはイニシャルコスト(建築費とか)だけではなくランニングコスト(メンテナンス費とか)を考える必要があり、各ハウスメーカーはそこを売りにして「30年保証」や「60年保証」など押してきます。ハイクラスのメーカーだとイニシャルコストは高いけど、ランニングコストを考えるとローコスト住宅と変わらないと。本当!?と思って調べてみました。

 

 

法律上の保証は10年間

新築住宅の場合、「住宅品質確保促進法」にて基本構造部分(柱や梁等構造耐力上主要な部分、雨水の侵入を防止する部分)については10年間の保証を義務付けられていますので、どのメーカーで購入しても10年間の保証は付いてきます。ちなみに構造部分の保証なので外装・内装の仕上げ工事や設備はこちらには含まれていません。

 

保証とメンテナンス費は別!

住友林業さんがよく言っていたのが、「30年保証が付いていてメンテナンス費が一切かかりません」でした。実はこれにすごく惹かれていたんですけどね(笑)ちなみにウィザースホームさんは「10年後に有償メンテナンスを行った場合、保証を延長します」と言っていました。
住友林業についての皆さんのブログを見ていても言われているみたいなので、私たちを担当してくれた営業さんの勘違いではないと思うんですけど・・説明不足じゃないですか(´;Д;`)?だって、10年ごと(白蟻系は5年ごと)の有償修理をしてくれたら保証を延長するってことですもん。もしかしたら、住林が言うように外壁等30年メンテナンスをしなくても大丈夫なのかもしれませんが、何もしなくて30年保証してくれるは嘘ですよね??ただ、これは住友林業だけでなくてその他のメーカーも言っていたので、業界の慣習なのでしょうか・・・。

住友林業だとHPに下記のように「・・・「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を当社で実施していただいた場合」とありますので、やはり有償修理が必要だと思われます。

長期優良住宅の認定を受けたお住まいは、「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を当社で実施していただいた場合、30年間保証します。

〈引用元〉

住友林業のアフターサービス|一戸建て木造注文住宅の住友林業(ハウスメーカー)

 

 

有償修理をしないとどうなるの?

住友林業とウィザースホームは有償メンテナンスをしないと保証は10年で終了です。その他のメーカーも同様のところが多いですが、鉄骨系の住宅を建築しているところは20年だったり、途中から保証を復活させることができたりするところもあるみたいです。そうしてまで保証を伸ばす必要あるのか??という疑問が残ります。

 

天災は保証外

ウィザースホームで請負契約を行う時に初めてこちらに関しての「保証約款*」を確認しました。住友林業の約款は見てないので詳細はわからないですが、いわゆるフォーマットというものが存在するので、一度そちらを確認してみるといいと思います。
まぁ当たり前ですが地震や台風、洪水などの天災の場合は保証対象外と書かれています。いわゆる欠陥住宅だった場合に保証されるってことです。でも、これってどうなんでしょう。もちろん欠陥住宅だった場合困ってしまうので、この保証があるのはありがたいですが、基本構造部分に何か影響を与える場合って、日本では地震・台風等の天災によるものが多いと思うんです。というかそれ以外で基本構造部分に影響与えるのってなんだ??とも思います。これを保証してくれないのであれば10年でも30年でも変わらないんじゃないかと思ってしまいました・・・。30年経って気づく欠陥部分なんて初期の欠陥とどう証明するのかって感じですよね。

*国土交通大臣指定住宅瑕疵担保責任保険法人
一戸建住宅性能保約款|住宅性能保証制度|住宅保証機構株式会社

 

有償修理はいくらかかるか。

住友林業HP等には記載例がないのでわからないですが、みなさんのブログを見る限り100~200万前後ぐらいみたいですね。こちらも外壁についてのコストが多い印象でした。(←外壁はメンテナンス不要なんじゃないの・・?)ウィザースホームはパンフレット&HP等にも記載がありましたが外壁メンテナンスコストとして、55万程度とのことです。ウィザースホームの有償修理のブログ等を見つけることができなかったので、本当に55万程度で済むのかはわかりませんが修繕費を積み立てておくのは必要そうです。

 

まとめ

住友林業含め多くのメーカーは説明不足!!
これにより10年保証だろうが30年保証だろうが、重要視しない!!という結論に達しました。(←あーたそが無駄な拘りしてたのは無意味・・)もし、「○○年保証があり、メンテナンス費用が一切かからない」という営業にあったら「10年目に何か有償修理をする必要はないのか」と聞いてみるといいと思います。これで必要ないと言ったらすごいですが、まずありえないと思います。メンテナンス費用と保証は切り離して説明して欲しいです。・・・あーたその理解能力が足りないのかヽ(゚Д゚;)ノ!?
ただ、やはり家をいい状態に保つには、一定程度修繕にお金をかけるのは必要だと思うので、保証の有無にかかわらず必要経費として積み立てていこうと思います。ですが、せっかく積み立てた資金を30年間・60年間の保証を受けるために、必要以上の費用を払うのは個人的には意味がないと思います。やっぱり複数社見積もり取って、納得いくうえで支払いたいですね。

 

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